– 妊活には潤滑ゼリー -【ローションは絶対にNGです】

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■ 妊活には潤滑ゼリー 【ローションは絶対にNGです】について解説します。

 

女性用のラブローションである「潤滑ゼリー」と、ペペローションに代表される「ローション」は、まったくの別物。

 

分かりやすいところでいうと、芸人さんが床をヌルヌルにさせて相撲をとったりするときに使っているのが「ローション」

女性の方には分かりづらいかもしれないけれど、風俗嬢さんがお客(男性)の全身に塗ってマッサージするのが「ローション」

脱毛サロンで、脱毛部分に塗って、機械の滑りを良くしながら、痛みを抑えているのが「ローション」

ラブホテルのベッドサイドに、個包装で置かれているサービス品が「ローション」

TENGAなど、男性がひとりで使うグッズに塗られているのが「ローション」

 

子宮頸がん検診など、医療現場でデリケートゾーンの検査や治療をするときに器具に塗られているのが「潤滑ゼリー」

 

その違いはヌルヌル感のもとになっている主成分です。

ローションの主成分は、ポリアクリル酸ナトリウムという「別名:水分吸収剤」で、おむつ・生理用品・髪の毛のワックスやジェル・まれに日焼け止めなどに使われています。「水分吸収剤」という別名の通り、水気を包み込んでゲル化(ジェル化)させることが目的のもの。

万一、これが女性のデリケートゾーンに侵入して、洗い残しをしてしまうと「乾燥・炎症・婦人病」の原因のひとつになってしまいますし、炎症によって性交痛が激しくなることも懸念されます。

 

潤滑ゼリーの主成分は、グリセリンなどの「別名:保湿剤」で、スキンケア用品や、健康食品、軟膏などの医薬品などに使われています。「保湿剤」という別名の通り、肌やノドの乾燥した部分に潤いを与えることが目的のものです。

 

先日、相談者さんから「妊活の際にローションを使っている」という話を聞きました。それが、上で紹介したペペローションのような「ローション」であれば即刻使用を中止していただきたいです。理由は先にお話ししただけでなく…

大袈裟に言うのなら、ローションに使われているポリアクリル酸ナトリウムは、「殺精子剤」と定義してもいいかもしれません。男性の精子を「乾燥させて」ダメージを与える可能性が高いです。これでは健康な精子を、子宮に届けることができなくなるかもしれません。

 

一方、市場に流通している多くの潤滑ゼリーには、殺精子剤が含まれておらず、実際に「妊活の際に使っている!」「潤滑ゼリーで妊娠ができた!」という方も多いのです。また助産師や婦人科医師も、ぬれにくい女性の妊活には、潤滑ゼリーを使うように推奨しています。

子宮内にゼリーが侵入することは、基本的にありませんが、気になる人はグリセリンではなく、ヒアルロン酸が主成分の潤滑ゼリーを選ぶと良いでしょう。

 

性交痛の緩和、「 妊活には潤滑ゼリー 」を。

また男性は、女性とのコミュニケーションの際に、ローションを使わないように心がけてください。最低限のマナーです。よろしくお願いします。

妊活には潤滑ゼリー

 

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